日中朝越 漢字の読み方

漢字さえ知ってれば、東アジアではどこでも、生きていけるはず、なのだ。

Introduction...はじめに/前言/머리말/Lời tựa

漢字を知っていることは、とても幸せなことである。

はずである。

中国、ベトナム、朝鮮、日本。4ヶ国にまたがる東アジアのこの広大な地域において (といってもその面積の大半は中国が占めているわけだけど) 漢字は歴史的に、「国際言語」として使われてきた。

南北朝鮮とベトナムにおいては、現在学校教育で漢字は教えられていない。したがって、漢字を読める人はほとんどいない。けれども、漢字由来の言葉 (いわゆる「漢語」) は、今でもたくさん、日常用語として使われている。朝鮮語で「料理」は「ヨーリ」だし、「冷蔵庫」は「ネンジョンゴ」だし、「自動販売機」は「チャドンパンメギ」である。「朝鮮式の漢字の読み方」さえ覚えれば、びっくりするぐらい多くの単語の意味が、われわれ日本語話者には、教えられなくても、わかるようになる。この事情はベトナム語の学習に際しても、そしてもちろん中国語の学習に際しても、同様である。

ということはである。

われわれ日本語話者にとって、これら東アジアの諸言語を学習するための一番の近道は、まずそれぞれの国や地域における「漢字の読み方」を覚えてしまうことであるに違いない。

そう思った私は、今日から少しずつ、ノートをつけていくことに決めた。そして自分だけのノートにしたのではもったいないし途中でやめてしまうことが分かっているので、ノートそのものをブログにして公開することにした。

こういうことを思いつく人って他にもいそうなものだが、中朝越日、どこのウェブサイトを検索しても、直接それにテーマを絞ったブログや記事は、あまり見つからない。それならば、あった方がいいに決まっている。

漢字圏の外側の世界に住んでいる人が新しく漢字を学習するにあたっても、こういう資料は、きっとあった方が便利なはずである。アルファベット26文字の世界で生活してきた人が、漢字という何千字おぼえてもキリがないような表意文字の宇宙へと敢えて踏み出す以上、中国語だけでなく、あるいは日本語だけでなく、東アジア地域のいろんな読み方まで含めて覚えてやりたいと思っている人たちは、きっと多いはずだ。私だったら、覚えなければソンだと思う。

だったらこのブログは日本語話者だけを相手にした作りにすることはできないわけで、他の言語圏から読みに来る人のことも考えた体裁にしなければならないことになる。

しかしいきなりそんなことができるわけがない。

まずは、始めることである。そこからいろいろやり方が見えてくると思う。

この「はじめに」も、それから改めて編集すればいい。とりあえずはブログ開設の趣旨だけを説明させてもらった、これは飽くまでも暫定版である。

興味を持ってくださった皆さんにおかれましては、姉妹ブログの「華氏65度の冬」ともども、末長くお付き合い願えれば幸いです。

では、行ってみよう。